夢見がちで放浪癖

2次元と2.5次元間を息切れしながら反復横とびするオタクのひとりごとです。

20160117 プリライ5th備忘録①

※基本的に春歌ちゃん中心に色々と書いてありますのでご了承下さい。ネタバレ有りです。

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さあ、行ってきましたプリライ5th。
前回の4thがアリーナ最前で今回がLv500の1列目、会場が大きくなったのはもちろんですが見える景色が違いすぎて楽しかったです。天空席最前の怖さたるやもう…!

全体を通しての感想をあげるとすれば、5thは「アイドル」としての「ST☆RISHとQUARTET NIGHT」のライブでした。そして、観る側に解釈の自由を与えてくれるライブでもありました。

と言うのも私の中では3rdまでと4thからではライブの在り方が大きく変わっているなぁという印象があります。
3rdまでは「うたプリという乙女ゲー作品」のライブ、うたプリのキャラクターと声優さんとファンが年に1度集まれるお祭りという感じでした。

しかし4thからはうたプリのイベントというよりは、本当に「アイドル」のライブを観に来ているという感覚に陥る様な仕掛け作りが増えたように感じます(個人的にはそう強く感じ始めたのは3rdのレンちゃんのオレンジラプソディです)。ざっくり分けると2つあり、

⑴キャラクターやアニメシーンの再現度が上がった
⑵従来のアイドルのライブに無いもの=春歌ちゃん(作曲家)が表舞台に出てくることが無くなった

ことが大きいのかと。もともと寺島さんや諏訪部さんのようになるべくキャラに寄せていきたいという声優さんもおられましたが、年々その再現度は上がっているように感じます…本当にびっくりするくらいに笑。そしてヒロインである春歌ちゃんが表舞台に出てこなくなることによって、一気に乙女ゲー色は無くなりました。そうなるともうそこはアイドルとファンだけの空間になります。

⑴今回の5thは恐らく「レボリューション」と「エボリューション」をテーマにおいたライブ。特に会場の使い方、演出においての進化には本当に驚かされました…!

まず会場全体を使った演出は4thに引き続き本当に盛りだくさん。空からミューちゃん、フライング翔さん、消える藍ちゃん、フライングブラシャ、車で登場バディ、海賊組バトル、クレーンポラリス…色々ありすぎて思い出せない笑。

その中でも5thで多かったな〜と感じたのは、アニメシーンの再現でした。観覧車の前で森久保兄さんが歌ったり、シャイニングタワーから前野さんが降りてきたり、寒色組がアニメと同じようなセットで歌ったり、何より感動したのはカルナイのエボリューション・イヴのアカペラから始まるあのシーンを実際に観れたこと。本当にSSSを観ているかのような気持ちになれました…!

また今回はピアノやヴィオラの演奏もプロの方が目の前で演奏して下さったので、もしまぁ様や那っちゃんが演奏したらこんな感じなのかな…?と想像して楽しむことも出来ました。本当に綺麗な音色でした…!

ここまでされると時々本当に声優さんたちがキャラクターそのものに見えるときがあります。それくらいうたプリの声優さんたちはライブのために沢山準備してきて下さっているのでそれだけでもううたプリを好きになって良かったな…と思えます。

キャラクターだけでもない、声優さんだけでもない、キャラクターと声優さんが二人三脚で作り上げたアイドルの姿を観れるのがプリライの魅力の1つなのだと今回改めて感じました。


⑵先にも述べたようにおそらく4th以降プリライにはST☆RISHとQUARTET NIGHT以外のうたプリ作品のキャラクターは出てこなくなりました。

そうなると春歌ちゃんや乙女ゲーとしてのうたプリを好きな人は楽しめないライブなのか…?となってしまうのですが全然そんなことはありません、寧ろ私は今の形になってからの方が楽しめている気がします。もし今、関係者席で春歌ちゃんがこのライブを観ていたら…と考えるだけで嬉しくなったり涙が出てきそうになりました。ライブに春歌ちゃんが出ていた頃ではそこに矛盾が出てきてしまうのでこれは今のスタイルになったからこそ楽しめる方法だと思います笑。

先に書いたように今回の選曲や演出はちゃんと観る側に解釈の自由を与えてくれていました。

確かにライブには春歌ちゃんは出てこないのですが、今回はサンキュとシャインで春歌ちゃんが出ている映像が流れました。どちらもファンに向けて、とも春歌ちゃんに向けて、とも捉えることが出来る歌詞なので、真っ直ぐステージ上を観ることも出来ますし、映像のプリ春ちゃんに想いを馳せながら楽しむことも出来ました。

そして今回は春歌ちゃんだけでなく、林檎ちゃんや龍也さんのクラスタさんにも嬉しい選曲でした。林檎√の月明かりのDEAREST、そして龍也√のRISE AGAINが歌われました。もちろん先生たちはライブには出てきてません、歌っているのもゲーム同様先輩たちです。でも、この曲とその歌詞に込められた想いを知っている人からしたら先生と春歌ちゃんに想いを馳せずにはいられません。もし今2人が並んで関係者席でこの曲を聴いていたら…と思うとときめきで倒れそうになりました。

うたプリの曲1つ1つにはアイドルと春歌ちゃんとの思い出、願い、そして誰かに伝えたい想いが込められています。だからこそ、そこに春歌ちゃんが居なくても、先生たちや友ちゃんがいなくても、曲を通してその想いを受け取ることが出来るのだと思います。これって普通のアイドルのライブではなかなか出来ないことだと思うので、これもプリライの魅力の1つなのだと感じました。


長々と書いてしまいましたが、プリライ5thはプリライが持つ魅力がたっぷりつまった、そして今まで以上に大迫力のライブでした…!本当に泣いたり笑ったりの幸せな4時間でした…!


…実は最初は曲ごとの感想を書きたかったんです…笑。なので②では各曲の感想など書いていきたいと思います。