夢見がちで放浪癖

2次元と2.5次元間を息切れしながら反復横とびするオタクのひとりごとです。

華アワセいろは編 感想(ネタバレ有)

華アワセ いろは編

華アワセ いろは編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: WoGa
  • メディア: DVD-ROM

華アワセいろは編発売おめでとうございます!

たまたま本屋で蛟編を見かけて夢中でプレイしてからから早7年...



いや待って7年って長すぎたわ...
あの頃小学校入学した子が中学生になってるってこと...え...???



私はいろは(いろみこ)が1番好きだったので過去三部作ももちろん好きですがこのいろは編が発売するのをずっとずっと待ち続けていました...いやまじで7年よく待ったわ...


色んな水妹さんのいろは編の感想など読ませていただいたので(めちゃくちゃ面白かったし愛を感じました!)いろは編が賛否両論で消化不良というのもむちゃくちゃ頷けるのですが、せっかく推しが幸せになったくれたので私も備忘録として、

①ストーリーの整理(多分合ってない)
②気になった点
③嬉しかった点

に分けて感想を書きたいと思います。
(手元に過去三部作がないので復習出来ず、7年前の記憶を頼りに書いたので合っている自信はないです、あくまで自分の脳内整理のために書きました。)

※以下ネタバレが大量にありますので注意です、あとめちゃくちゃ長いです





①ストーリーの整理(多分合ってない)

簡単に話の流れをまとめてみたのですが


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情報量おかしくないですか?????


いろは編はかつてない情報量なので後半くらいから???ってなりながらも「考えるな...感じろ...!」と自分に言い聞かせていました笑


《いろは編に入るまでの時間軸》

うつつ編のいろは√後エピローグからいろは編が始まっているはずなので、

百歳(♀)とみことが施設のママさんの所に向かう。ツキが満ち、九十九からみことを安全な場所に避難させるために「大切なパートナー」がいる常世へと向かう。

ここからいろは編が始まっていきます。


そして、いろは編のラストでいろみこ(とみんな)が新しい世界に行くために迎えに来たのはこの時の百歳(♀)だと思われます。

ママさんが、アルバムを見せて欲しいと言われる=帝のツキが大きく変わる時であると言っていたように、アルバムの中にうつつ・(今一緒に来たはずの)みこと・ひなたの3人の写真を見つけるということは、常世へ行ったみことが未来でいろはと結ばれ、世界を変えたということになります。(めちゃくちゃややこしい)


《いろは編の設定》

いろは編はいろみこどちらも常世の人になっているので、

a.常世で一度生まれ変わってスタートしている
b.現世での記憶を無くして高校生から再スタートしている

と考えられます。気になった点と合わせると、

常世のみことが夢で見た中学生のみことに中学までの記憶を問われて「普通」としか答えられなかった→b

常世いろはには宮廷に入るまで讃岐と暮らした記憶がある→a
(ただし現世の幼少期にも暮らしていたためその記憶と混じっている可能性有)

常世のいろはは甘い物が苦手で生活能力があり、みことは家事が苦手になっている→a

といった感じになります。二人が元々常世に住んでいたことにするために世界を変えた際に起きたバグと捉えるべきか、実際に常世の環境で一から生まれ育ったために起きた変化と捉えるべきか難しいですね。(現世に行ったはずの漣と讃岐が常世にいるんだよな...)


《現世の幼少期(10年前)の変化》

三部作に出てきた幼少期の情報としては

・みことと四光は遊ぶ仲
・ある日、讃岐家の前にいろはが立っている
 (何も覚えていない状態)
・いろは、讃岐家で暮らすようになる
・いろはは常世から来たかもしれないため、みこととしか遊ばないようにしていた

などがあったと思います。

そしてこの讃岐家の前に立っていたいろはと、今回中盤に登場したえろは(ティファレントからきてるのはわかるけど平仮名だとちょっと笑)が繋がることになります。ただしこのツキは、

・いろみこには常世からの記憶がある
・いろみこの魂は作られた器に入っている
・讃岐は既に他界
・いろはが四光と接触している

ので幼少期のツキの書き換えではなく、あくまで幼少期のツキになるべく近づけた別のツキだと考えられます。そして今回のツキでは幼少期に起きた事件(8/15のみこと死亡・うつついろはによる流転の咎)は起きないので、咎のない状態で10年後を迎えることが出来ます。

そして10年後、時が止まっていたいろはと再会したみことと四光。この四光はいろみこが現世に来て最初に出会った四光へと繋がります。

いろみこによって過去が変えられたので、四光にとっていろはは「常世からやってきたツキの半身」ではなく「10年前に一緒に封神をしたいろは」に変わり、信頼を取り戻し儀式を行うことが出来ました。
(ただ、過去を変えたのであれば四光の記憶から賞金稼ぎをしていたいろはとの記憶は無くなっているはずなのに覚えてる...?)


《Thothとアテュの扉》

いろは編は花札ではなくタロットカードが物語のカギになっていくので、予備知識としてトート・タロット、カバラ神秘主義思想(セフィロト・クリフォト)があると分かりやすいようです。
(今まで散々日本神話と和歌を勉強させられたのに...華アワセは学習教材なのか...)

・Thoth
五斗が魂を悪魔に売って現世のみこと(ひなた母)を生贄に作り出したもの、本来なら"ハレ"の意味のみだが、死の穢れの"ケ"を与えて逆位置にしている。

・アテュの扉
アテュは五斗により逆位置にされ、"記憶のカケラ"で封印されている。逆位置のアテュはあるべき"ツキの軌道"をねじ曲げようとしている。

扉の中には未来が不幸になる"何かがある"のでそれを見つけ、封神することで正位置に戻すことが出来、未来は不幸ではなくなる。

"記憶のカケラ"が手に入り、現世の謎が解ける(全て正位置になる)と五斗は消滅

・Thothを正位置にすることで起こす変化
ざっくりいうといろみこが自分たちが今歩んでいるツキを正規ルートにするために、

今より
未来→矛盾は起きないのでツキを修正する
過去→矛盾が起きてしまうのでツキを消滅させる

ために戦っていたことになるのかなと。
(アテュの扉の外での出来事は( )書けてないです。)

The fool→ソード子どもを生贄にする(ツキ修正)
The Magus崇徳院
The Priestes→みことが世界を滅ぼす(ツキ消滅)
The Empress→幼少期ひなたとヤヤ(ツキ修正)
The Chariot→幼少期ショウ・アイ
Adjustment→真実を知った器みこと(ツキ消滅)
Fortune→器みことの死と運命の籠(ツキ消滅)
Lust→ラブラブキャンディー、666
The Hanged man→百歳(ツキ消滅)
Art→パパうつつ(ツキ修正)
The Devil→百合リリン
The Tower→Lustと一緒に五斗カジノ(ツキ消滅)
The Star→幻の中生きていた器みこと(ツキ消滅)
The Moon→ポチタマ、いろは感情の解放
The Sun→幻に気づいた器みこと(ツキ消滅)
The Aeon→ラストの百歳が持っていたもの
The Universe→ベルフェゴール(ツキ消滅)

うーんややこしすぎる...


《ニノ・九十九・百歳の正体》

ニノ(一)+九十九=百歳(帝)

て文字で書けば簡単なんですけどね...

・九十九
最初の帝。迦具夜比売命(天照大神)を襲って自殺させてしまう。迦具夜比売命を生き返らせるために"迦具夜比売命への想い"を代償にした。どうしても諦めきれなくて怨霊になり、歴代の帝に取り憑いている。逃げた漣を追って常世→現世に行き天城の息子に取り憑いたはいいが、みことと世界違いの子どもであると後で気付くうっかりさん。

・ニノ(一)
九十九の半身であり良心。現世の天城と漣の子ども。元々は1人だったが常世の天城と漣の子であるみことと会っても消滅しないように九十九がニノの魂を引き剥がして不完全な状態にした。ヤヤに入っている魂が器をくれた。

・百歳(帝)
最初の帝であった九十九の記憶がある。迦具夜比売命を生き返らせるために月読に迦具夜比売命への「愛」を代償にさせてしまったことを最大の後悔としており、生まれ変わりのいろはに感情(愛)を取り戻してもらいたい、同じく生まれ変わりのみことと一緒に幸せになってもらいたいと願っている。


九十九の怨霊は歴代の帝に取り憑いているため、百歳にも取り憑いているはずです。しかし百歳は女性であるため、泉姫と結ばれることが出来ないので代わりに天城の息子であるニノに取り憑いたのでしょう。すると、

百歳(帝)=九十九の怨霊と一体
ニノ=九十九の怨霊と一体
→百歳とニノも九十九を通して一体

となるので、二重人格やドッペルゲンガーと考えるのではなく、百歳とニノは人間の良心、ふたりの中の悪心が九十九という同じ怨霊によって精神的に繋がってしまったと考えれば良いのかなと思います。


《いろはとみことの作った新しい世界》

これは完全に私の願望になってしまうのですが、新しい世界は消滅するはずだったニノとひなたを現世に残すために作ったんじゃないかと思っています。

ニノとひなたの望んだ未来をいろみこと同じツキで叶えることは大量の矛盾が起こるので不可能、なので元々現世の人間だったニノとひなたの新しいツキを現世に、自分たちは常世現世にも矛盾を起こさない新しい世界を創造したのだと思います。

施設のママさんがアルバムを見せてくれた現世のツキがそのツキなんじゃないかなと。うつみこ夫婦とひなたが幸せに暮らしていけるツキ、ニノと器みことがパートナーになれるツキがママさんのいるツキに生まれていると嬉しくて泣けます。
(みことと器みことが出会ってしまったらとか、ニノと器みことは魂と器が別だから九十九のいないツキでは成立するのかとか色々ツッコミたくなるんですがそれはツキの半身の力でなんとかしてくれないかなと笑)

最後の花びらが空を舞っているシーンは、生きていく世界は違えど、それぞれの想いや記憶は水となって自分たちの中に生き続けていくから離ればなれじゃないよって事なのかと思います。



②気になった点

・みことと同じ時期に産まれたであろうニノがうつつパパの施設にいるのは?ヤヤの魂が器をくれて「この世界」に飛ばしてくれたと言っていたがそれは「うつつが器みことを作っている未来の世界」ということ?

・百合ちゃんもニノと器みこととうつつの施設にいたということは未来にいるのに、リリン封神後のみこと達がお見舞いに行けている?(封神前ならアテュの力で時間軸歪んだのかなくらいに思えるけど)

・ヤヤちゃんの魂は現世の漣?(The Empressの正位置の意味が母の愛、みことが小さい頃から感じていた水の持ち主、強い神通力)現世の漣が常世の漣に「見られた」だけならドッペルゲンガーで死ななかった?

・ヤヤちゃん常世に行く時の代償にされたのに元気なのは?可愛いから嬉しいけど...

・いろはがみことへの「好き」の感情を取り戻しても世界が滅びなかったのはみことが泉姫に、いろはが亥の子になって新しいツキになったから?

・現世にやって来たとき、うつつがこのツキは気付いたら出来ていて、いろみこも「自分もいない」ツキだったと言っていたのは?うつつパパなの?

・衝合ってどういう存在?(ダジャレなのは分かる)あとThe Hanged manに囚われた百歳がショウアイに渡した物って何だったの?

百歳(♂)...可哀想すぎませんか...?初めて好きになった女の子と最も信頼していた家来を同時に失うとか...このままアフターケアがないと新たな九十九となってしまうのでは...今頃独りで菊花茶飲みながら泣いてるよ???

・母にラブラブキャンディ食べさせられた蛟は無事なんだろうか...?

シロツメクサが中盤いろみこイベントで登場するなら序盤のいめイベントでは使わないで欲しかった...スチル可愛かったけど切なくなる...

・トート・タロットの出てこなかった5枚は"Thoth"に使われなかっただけだと安心しても良いのか...?

・運命を変えることが出来るのはツキの半身だけって言うわりには九十九の怨霊がツキの半身でもないのにフットワーク軽すぎるしやりたい放題だしそっちの方が凄く見えてしまう...笑


③嬉しかった点

いろみこが結ばれるツキを見れただけでもう大満足なんですが思い付く限り書いておきます

・プレイヤーがみこと→いろはに途中で交代するのがツキの半身のふたりで世界を変えようとしてる感があってたまらなかった!色んな表情のみことちゃんを大画面で見れる喜び...!!!

・乙女ゲーヒロイン大好きなので小さなみことちゃんからママみことちゃんまで幅広く見れたのが嬉しかった!

・今までのいろみこももちろん好きなんですけど常世のケンカップルいろみこの破壊力~!!!

・お風呂スチルとシロツメクサスチルの可愛さ...

・感情の無かったいろはがタロットカードの愚者の旅のように段々と感情を知っていき、怒ったり苦しんだりしながら人間というもの、愛というものを知っていく過程がもう...泣くしかない...

・いろみこくっついたはいいけど好きを加減なくぶん投げてくるいろはにアワアワするみことちゃんの可愛さ...

・五光の封神を初めて見たときのワクワク感と仲間として結束してる五光を見たときの動揺(そんな仲良く出来るんだ君たち...)

・カジノによって常世→現世に移動してしまった時のワクワクが凄かった(常世だけで完結すると思ってた)

・ずっとずっとみことを見守ってくれていた百歳(♀)が幸せになったくれて本当に良かった、自分の気持ちよりも相手の幸せを願ってくれた百歳がいたからいろは編のツキが出来たんだよなぁ...



驚きの長さになってしまいましたがもし最後まで読んでくださった方がいらっしゃったなら本当にありがとうございます!(後から読んで間違ってるな変なこと書いてるなって思ったら修正すると思います)

設定資料集かFDが出てくれると信じてます、何はともあれ
いろみこおめでとう~!!!!!!

20170527-28 プリライ6th備忘録

※以下の記事は春歌ちゃんを大好きな人間が春歌ちゃんをメインに考えながら書いているものです。それでも大丈夫な方のみご覧下さい。



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さて、あっという間に終わりましたプリライ6th。
今年はことごとくチケットがご用意されず…プリライ参戦自体危ぶまれましたが最後の最後で幸運が重なりまさかの両日参戦!することが出来ました!希望を捨てなくて良かった…!(各方面の方々本当にありがとうございました!)


ということで1日目はスタンドB後方席、2日目は立ち見席(本当に端の方のステージ左裏)で観た者の主観込み込みの感想を書きたいと思います。



まず全体を通して思ったのは、6thは「アニメうたプリの世界で行われているライブ(SSS)」を体感出来るように構成されていました。

今までは「うたプリを好きな人が集まるファンライブ」という印象的でしたが、

・ライブ進行がプリンスさまではなくSSS司会者
・出演者紹介などがSSSと同じ
・途中のMCが例年より少なめ短め
・ラストがまさにSSS決戦ライブと同じ

といった特徴があった今年は、観客がよりアニメの世界を体感出来るような、少しアトラクションのようにも感じれる演出だったと思います。

というのも今年からはシャイニング事務所のライブではなく、レイジングエンターテイメントも参戦するわけですからやはり今までのようなライブのままでは3つのグループの関係性をなかなか活かせない…。

終盤ではなく中盤でマジラブ1000%が流れた時に「ああ、これからは今までとは違うライブになっていくんだな…」と強く感じました。あとMCが少なめというのも少し寂しくは感じましたが、うたプリはまだまだ成長していってるのだと思うと嬉しくもありました。



以下曲順に感想述べていきます!(無駄に長い!)



★マジLOVEレジェンドスター
1日目にご一緒させていただいた可愛い女子大生さんと初めは何の曲だろうね!とわくわく予想していたのですが「そうきたか…!」という感じでした!
OP後暗転の後、中央ステージに突如現れた白い球体。「なになに!?」というざわつきの中破裂した球体から現れたスタリちゃんに会場のテンションは一気に上昇!かけ声も簡単なので一気にファンの一体感が高まった気がします。さすがスタリちゃん…!

私はこの曲を初めて聴いたときサビとラスサビ前の歌詞(君と出会うために~)に大号泣してしまったのですが案の定ライブでも泣きました。スタリちゃんから今まで信じてきてくれた春ちゃんへのとっても愛のこもったラブレター。ステージ裏か関係者席か、どこに春ちゃんがいるかは想像するしかないのですがきっと春ちゃんもこのステージをどこかで見守っているのだと思うと泣くしかありません…!


★QUARTET★NIGHT
次がカルナイな事はわかってた!みんなわかってた!でもまさかデビュー曲がくるなんて…!という感じでした。隣りの女子大生さん(蘭丸担)と嬉しすぎてうそでしょおおお!?と騒いでしまいました。SSSを終え、単独ライブを終えてパワーアップしたカルナイが歌うデビュー曲。歌詞が結構な攻め攻めなので昔初めて聴いたときは「カッコイイー!大人ー!」という感じだったのですがおそらく今までで1番最強になったカルナイが歌うカルナイは「敵うわけない…」と王者感に恐れおののいてしまうくらいオーラが凄かったです…!


テンペスト
話がそれるのですが1日目私たちの隣の席は2曲目まで空席で、慌てて来られたお2人と少しお話したのですがやはり最初に間に合わなかったため凄く悲しい顔をしておられて…そんな中流れ始めたテンペストのイントロはおそらく色んな方の感情を一気に引き受けなければならなかったと思います。そんな中でも最高のパフォーマンスで隣の席のお姉さんたちを笑顔にしてくれてありがとう!まもちゃん!

まもちゃんが雨の中歌うパフォーマンスとモニターにながれるOPがとても合っていて印象的でした。ライブの前にこの歌はトキヤから音也へ向けた曲というツイートを見かけたのでライトは赤と紫にしてましたが結構な数の赤ライトが灯っていました!1日目の音くんを観た後2日目にこの曲を聴いた時は泣きそうになりました…。


★KILLER KISS
多分歌うだろうと思っていましたが思ったより早く訪れたカルナイ新曲のターン!生で聴くのを楽しみにしていたので一気にテンションが上がりました!こちら側は前野さんがトロッコがまわってきてくれたのですが場所が遠くて…肉眼では…見えない…!(2日目はもちろん何も見えませんでした)なので声とモニターをひたすら楽しみました!

アイドルとして対照的かつそれぞれに二面性のある2人のデュエットということで聴いていてとても面白かったです。綺麗にハモるというよりは個性をぶつけてバチバチなんだけれどもまとまっていて…この2人はSRMでもハモってたんですがその時とは上ハモと下ハモが逆でこっちはこっちで好き!となってました。(SRMの嶺ちゃん下ハモは大大大好きです)

あとラスサビ前の歌詞が何度聴いても好きです。2人にとって二面性とはどちらかが本当の、どちらかが偽りのとかではなく、どっちも本当の自分なんですよね。優しかったりそっけなかったり。求めたり突き放したり。そんなありのまま自分を、どちらの自分も受け入れてくれた春ちゃんへの感謝を、直接ではなく最高の音楽という形に変えて伝えているのだと思うと、バチバチの歌詞もとてもいとおしく思えます。


★ハルハナ
1日目に号泣して2日目はさすがに大丈夫…と思ったらまた号泣してしまった曲です。わかってた!CD聴いた時からわかってたけど!歌詞がもうずるすぎます…春ちゃんクラスタを殺しにきてる…!

「変わらぬ季節はないから」と
春の歌がそっと抱き締めた

…だってもろ春歌って名前入っちゃってるじゃないですか…これで考えるなって方が無理…!

自分の代わりに幸せに
はしゃぐ見つめられるならば

愛は消えない 今を生きようと まっすぐに見つめ
微笑む花の寄り添う太陽に

もうこの辺りでライト振ることが出来なくて…まだ出番じゃないのに翔くんの男気全開タオル出して涙と鼻水押さえてました…。蘭ちゃんも藍ちゃんも初めの頃は独りでいる方が生きやすいと思っていた人だと思います。そんな2人が春ちゃんという存在に出会い、守りたい、笑顔でいてほしいと思えるようになったこと、そしてただ側にいるだけではなく太陽のようにキラキラなアイドルとして作曲家の春ちゃんを見守っていこうと決意しているのが本当に最高です…!


★Melting of snow
まさか前野さんに可愛さでぶん殴られる日がくるとは…!やばかったです。めちゃめちゃダンスが可愛くて(アイスハートのとことか)。これは本当にカミュなのか…!?と途中わからなくなるほどの可愛さでした。前野さん1日目は髪が長いし2日目も髪結ってるし年々カミュ化してるとは思ってましたがついにカミュの割合のが増えてきた…?と思ってしまうほどでした。

2番からの庭の椅子に座って新聞読んだり紅茶飲んだりしている様子は、きっといつもは隣りには春ちゃん(とアレくん)が座っていて甲斐甲斐しくお世話してるのかなぁ…と妄想にふけっていました。

人が春を求める理由

カミュらしい歌詞ですごく好きです。カミュにとっての春ちゃんは春みたいにあったかくて優しい光で包んでくれる、そんな存在なんでしょうね。今までのカミュの曲にはないあったかい雰囲気が大好きです。


★オン・ユア・マーク!
もうひたすら大号泣でした…ライトを振る余裕なんてもちろんなくて、それでも寿嶺二の想いのつまったパフォーマンスを目に焼き付けなければと視界が涙でゆらゆらの中必死でステージを見続けました。

この曲をCDで聴いた時点でもう吐くほど何十回も泣いていたんですが、このライブを見て、ああこれでアニメ嶺春ちゃんは完成されたんだな…と凄く嬉しくなってしまいました。寿嶺二がアイドルとして完璧な姿をステージで魅せる、それがこの曲なんです。(ここからは完全に私の妄想です)

マジレボで嶺ちゃんは春ちゃんに「キミが好きだ」と告白しました。「な~んちゃって!」とはぐらかしましたがおそらく、ここから嶺ちゃんの夢と恋へ本気の挑戦が始まったのだと思います(春ちゃんに告白したのはその挑戦中に春ちゃんに少しでも自分を意識してもらい、他の人へ意識が行かないようにする作戦だったのではないかと…)。

だってマジレジェではびっくりするほど関わりがないんです。1話でみんなが春ちゃんを名前で呼ぶ中ひとり「後輩ちゃん」、夢を歌へと…!でみんなが春ちゃんと接触する中でひとりだけ春ちゃんに触れもしない。終盤のSSSでやっと少し話すくらい。

嶺ちゃんのNEVER…に

ホントのぼくを見つけれくれた君に
どんな奇跡をささげればいい?

愛も夢もすべてを引き連れ
まだ見たことのない世界を

とあります。嶺ちゃんにとって愛も夢も手に入れる方法、それがトップアイドルとして1番最高な完璧なステージを1番好きな人に見てもらうことなのではないかと思いました。だから今回のこのオンユアは決戦ライブとカルライを終え、名実ともにトップアイドルとなった嶺ちゃんが春ちゃんに向けて贈る本気の告白なんだと思います。

今までトロッコや花道でファンサを贈ってきた嶺ちゃんが真剣な表情で歌う声、ラスサビ前の間奏でシャイニングダンサーズと格好良くきめる振り、全てから今までの寿嶺二というアイドルの全部が溢れていました。森久保さんありがとう、本当にありがとうございます…!!!


★BE PROUD
オンユアで号泣からのこの曲はもうダメでした…涙が止まるわけがない…蘭春ちゃん…!例年の流れでたっつんには激しい曲調と格好良いダンスを期待しまうんですがまぁこの曲でそれはないと分かってはいました。でも…大きなステージに独りで立ちあんな歌を聴かされたら…そりゃ誰だって泣くでしょうに…。ただ熱唱しているわけではなく、今までの色んな感情を、苦しみや寂しさや喜びや不安や幸せを、身体全部を使って聴いている相手に伝えようとしている、たっつんがたっつんを通じて蘭ちゃんの何かを一生懸命伝えようとしているのが感じられました。

仮に春ちゃんと出会っていなくても、蘭ちゃんは独りで生きてはいけたと思います。歌詞にもあるように本当に誰かを信じることは逃げたくなるくらい勇気がいることです。家族のことやバンドの過去がある蘭ちゃんなら余計に。それに加え、きっと蘭ちゃんは弱さや辛さを誰かに感じさせるくらいなら自分が全部引き受けようとする所もあると思います。独りで背負いきれない量を背負ってしまうような人です。

そんな蘭ちゃんが自分の本音を打ち明け、辛さ弱さを分かち合いたい、一生をかけて守っていきたい、一緒に生きていきたいと思える人に出会えた。訪れた幸せを受け止められない不器用な歌詞には涙が止まりません…。

関係者席で聴いていたであろう春ちゃんと所へ行って早く抱きしめてあげて欲しいです。蘭春ちゃんおめでとう…!


★シンクロニズム
前の2曲で涙腺崩壊している私と隣りの女子大生さん(蘭丸担)をよそに始まってしまう藍ちゃん曲。涙でぐちゃぐちゃの視界の中でなんとか蒼井くんを見ようと目を開くと…自分で自分をバグしながらお尻をフリフリしている藍ちゃんと萌え死ぬ観客の悲鳴が…。「もう今無理なんだってばぁぁぁがわいいぃぃぃ」と泣きながらライトと藍ちゃんカラーに変えました。ゆっくり泣かせてくれない藍ちゃんの可愛さ。

なんかもう、ひとりPerfumeでした。蒼井くん1人にPerfume3人分の可愛さとお洒落さ詰め込んだみたいな…(語彙力)。

ムネノコドウを聴いた時から藍春ちゃんを待ち構えている未来に凄く不安や切なさを感じてしまっていて。この曲の後に作れる曲なんて無いんじゃないのか?と思ってしまうほど究極で。でもシンクロニズムを聴いて凄く安心しました。時が過ぎていくことに切なさ以外の感情を持つことが出来ている、ムネノコドウのあるがままに今の感情を楽しめれば未来はきっとカラフルになる。限られた時間だとしても「今」を全力で好きな人と、アイドルとしての自分のために生きていこうとしている藍ちゃんの気持ちが伝わってきました。

春ちゃんはきっと普通の恋人たちと同じようには生きていけないかもしれません。でも、それは藍春ちゃんにしか実現出来ない未来もあるかもしれないと言うことで。2人が1曲でも多くのラブソングを紡げますように…!


★DAY DREAM
歌ってくれるかな?と期待していたのでイントロが流れた瞬間凄く嬉しかったです!シャニドルちゃん!デイドリ組は聴いた時からステージ上をぴょんぴょん動き回るんだろうなぁと思っていたので予想通りでした。サッカー組が好きなのでAメロを生で聞けたのが嬉しすぎました。先輩組のソロが泣かせにきてたので後輩と楽しそうに歌う2人が観れて良かったです!

★NIGHT DREAM
全くパフォーマンスが予想出来なかったナイドリ組はスタンドマイクで1列に並ぶデイドリと対照的な魅せ方をしてくれました。某ジャニーズを彷彿とさせてしまうようなマイクスタンドへの指使いがなんとも色っぽくて…!同じ動きをしているので統一感があるのですが個々で見るとそれぞれ少しずつ違っていたりして、同じシチュエーションでもこのプリンスさまだったら…と妄想出来て楽しかったです。


★Be the light!
この曲はもともと凄く楽しみにしていたんですが、まさかのHAYATO様…!!!まもちゃんに全力で感謝するしかありません!HAYATO様に自分の作った曲を歌ってもらうという春ちゃんの夢がやっとやっと叶った瞬間でした…!きっと春ちゃんもどこかで観ていて喜んでいたんでしょうね。本当にありがとうトキヤさん。あなたとHAYATOは2人で1人なのだと感じれた時間でした。


★初恋をまた始めよう
まさかのスタンド席から登場の下野さん。あれ?今回アリーナ完全勝利ではない?と希望を持ち始めた瞬間でした(それでも遠い)。やっと止まった涙がここでまた止まらなくなって視界がぼやぼやになりました。男気全開タオルだけは振りましたが。初めて聴いたときから本当に大好きな曲です!

1日目だったと思うんですが翔くんが「お前のためなら何度だって歌ってやるぜ!」みたいな事を言ってくれたと思うんです。会場は一面ピンク色で、まるで歌詞に出てくる桜が咲いているみたいに見えました。春ちゃんが望むのであれば何度だってこの歌を歌って桜色の会場を見せてあげる、その度に自分はお前にまた恋してるんだって思って欲しい、と翔くんが伝えようとしていたのかなと思うと涙なしでは観れませんでした。翔春ちゃんの素敵な思い出を歌にしてくれてありがとう。聴いているこちらが幸せになれました。


★Tears in love
なっちゃんは5thの生演奏がとても素敵だったので今年もやってくれないかな~と思っていたのでとても嬉しかったです!CDよりもしっとりとしたバラード調で、きーやんの美声となっちゃんの歌詞にゆっくりと耳を傾けることが出来ました。とにかく上手すぎて会場全体がうっとりとしているのが伝わってきました。なっちゃんの繊細さ、切なさ、永遠ではないからこそより一層美しく感じられるものを見つけた気持ち。今までのなっちゃんの曲とは少し違った感じで好きです。


★Give Me True Love
まさかのセグウェイレン様!最初遠目で観ててセグウェイが見えてなくてなんか諏訪部さんえらく滑らかに移動するなぁ~んんん???て感じでした。私物凄い。ラスサビ前のGive me!の掛け合いが凄く楽しかったです!レン様とファンの間でちょーだい!ちょーだい!合戦になってて。ファンにとってはもうMAXにレン様のことが好きで、知り尽くしてると思ってるのに歌詞に「その距離は まだ近くなれる 甘えてもいいかい?」と入れちゃうあたり本当にレン様ズルい。そしてこれを会場にいる春ちゃんただ1人に向けても歌ってるのだからやっぱりズルい。是非もっと距離を縮めてラブラブしてください…レン春ちゃん可愛い…。


★甘美なるアルカディア
おそらくどんな演出をするのか1番予想しにくいのがセシルちゃんです。ついにゾウに乗ってくるのか料理をするのか…?とわくわくしていたらリアルクップルが登場してびっくりしました笑。今までのセシルちゃんの曲の雰囲気とはまた違った感じのアルカディアはライトを降るのがとても楽しかったです!


★I Swear…
鈴村さんの歌声とまぁ様の歌詞にぴったり合った水の演出にうっとりしてしまいました。この曲に限らずまぁ様の歌詞はどれも本当に好きで、言葉選びが綺麗というか「好き」という言葉は使っていないのに言葉たちからまぁ様の春ちゃんが好きという気持ちが溢れ出していて…人を好きになるということがどんなに素敵なことなのか教えてくれます。水が噴水のように強弱をつけながら動いている様子は春ちゃんに出合ってからのまぁ様の気持ちのようで鈴村さんが言っていたようにまさにダム決壊だったなと笑。


★Brilliant Days
最初から最後まで大号泣であまり覚えていないんですが…演出が全力で泣かせにきてて本当にズルいなと。あれで泣かないでいる方が無理…。音くんは最初の頃からキラキラで眩しい歌詞の歌が多かったです。恋とはどんなに素敵なものか、笑顔にはどんな力があるのか、そんな音くんが色んな辛いこと、苦しいことを乗り越えて歌ったこの曲。自分の大切なものがわかっていればどんな景色だってキラキラ輝いてみえる、音くんにとって世界がそういう風に見えていることが何よりも嬉しいです。

1サビからキッズダンサーの子たちがやってきて、音くんが小さい子たちの憧れの音にぃになった所でまず泣いちゃいました。その後ひまわり畑が出来て泣きました。そして子どもと一緒に踊るてらしーが可愛すぎて泣きました…音くんにしか見えませんでした。ラスサビでスタリちゃんたちが出てきたときにはアニメとリンクし過ぎてもう訳わかんないくらいボロボロ涙と鼻水だしてライト振ってました。音くんが1人じゃなくて良かった。スタリちゃんが、そして春ちゃんが側にいてくれて本当に良かった。そう思えた瞬間でした。


★マジLOVE1000%
ついにアンコールではない1000%を聴く日が来るとは。いつも最後にこの曲を聴きながら「ああ、もうライブ終わっちゃうんだな…」と寂しくなっていたのですが今回からはそう思わなくて良くなったのだと思うと不思議な感じです。いつもは「マイガール」ですが1000%の歌詞振りでいくと寿嶺二に「プリンセス」と呼んでもらえるのが嶺二担としては嬉しい所です!そして何より掛け声とライト振りがめちゃくちゃ楽しい…!やっぱり1000%は愛されている曲だと思いました。


HE★VENS GATE -Begining of the Legend-
いつかいつかと待っていたら瑛一さんのあの笑い声が聞こえてきてやっときたーーー!とテンションが上がりました!そしてモニターで開かれるGATE笑。アニメでのライブを思わせるようなセットには感動しました。やっぱりHE★VENS GATEはめちゃくちゃ盛り上がりますね、やっとライブで聴くことが出来て凄く嬉しかったです。そしてHE★VENSがめちゃくちゃ愛されててそれが何よりも嬉しかったです。


★HE★VENLY PARADE
まさか歌うとは思っていなくて歌詞あやふや…と心配していたらなぜかこの曲だけご親切に歌詞テロップが表示されていて助けられました。スタッフさんありがとう。トロッコがアリーナメインだったのでひたすらモニターにかじりついてました。全体的にへヴの皆さんはみんな可愛くて…ちょっと音外しちゃってるのとかも愛しくて…青い炎で客席を阿鼻叫喚させるだけではないHE★VENSを見せてもらえました。可愛かった…。


★Mighty Aura
発売した頃めちゃくちゃ車の中でリピートしていた曲で生で聴く日を楽しみにしていました。まさかのイントロ入る前にアニメ再現のアカペラをやってくれるとは…!ああここにトキヤさんと瑛二くんが本当にいる!となりました。CDでは楽しく2人でハモっている印象だったのですがライブでは楽しみながらもお互いの力をバチバチにぶつけてダンスバトルをしている2人を見ることが出来たのでめちゃくちゃ楽しかったです!そして最後によくやったねとばかりに内田くんをバグするまもちゃん…最高すぎました…!まもちゃんは相変わらず格好良いし内田くんも可愛かった…!


★Grown Empathy
なっちゃんナギちゃん回が結構好きで、特にプロ意識の高いナギちゃんが好きなのでデュエットを聴けるのを楽しみにしていました。声の感じは結構違うと思うのですが2人で歌うとしっくりくるのが不思議です。可愛い担当のナギちゃんがあえてなっちゃんの綺麗な高音をしっかり支える下ハモなのもたまりません。そして手のひらの文字が何よりも嬉しかった…!アニメでチラッと出てきただけなのにそれを再現してくれるきーやんと代永さん、ありがとう…!


★Lasting Oneness
アニメがあのシチュエーションだったので一体どこでどんな風に歌うのか?と考えていたのですがここでクレーンが登場しました…!クレーンは全然顔とか見えないんですけど近くに来てくれるとやっぱり嬉しいので思いっきりライトを振ってしまいます。あと小野Dがモニターに映る度にドキドキしてしまいました…。モニターが秋っぽい?仕様でそういえば秋をイメージした曲って今までなかったよなぁと新鮮でした。御曹司組としてレンちゃんはステージ裏でどんな風に2人の曲を聴いていたのでしょうかね…。


★Lovely Eyes
1日目まさかのヴァンさんの登場が遅れるというアクシデントがあったので2日目は1曲前からヴァンさん大丈夫かなとそわそわしていました。しかも席がちょうどヴァンさんの乗るトロッコ?のスタート地点だったので。前の曲が終わって会場が暗くなった頃に屈みながら現れた高橋さんを見てよかったーーーーー!となっていました!そして高橋さんめちゃくちゃ格好良くて。スタイル良くて。場所的に諏訪部さんは見られなかったですけどモニター越しにレンちゃんを感じる事が出来ました。ちょうどトロッコ同士の真ん中の席に春ちゃんがいたら面白いなぁ…!とひとりで妄想していました。


★Visible Elf
ここでやっと見切れ席の特典がありました…!この曲は2人が気球に乗って歌い出すものなので、私たちはステージ裏側からセシルとシオンが気球に乗ってスタンバイしている様子をバッチリ観ることができました。まさか謎の球体が気球だったとは笑。私がステージ左側は鳥海さんの気球でした。あんな高い所でも普通に歌っていられるのが凄い。そして4人がかりであの気球を下から巧みに操作していたスタッフさんも凄かったです。


★JUSTICE IMPULSE
やってくれると思ってましたマッスルファイト笑。めちゃくちゃサビで掛け声とライト振るのが楽しかったです!下野さんが空を飛ぶのを今年も期待していたのですがまさか木村さんも飛んでくれるとは…!めっちゃ上空で戦っていてもうキャーキャー騒いでしまいました。いつか大和くんにノリノリに盛り上がれる曲を歌って欲しいなあ…。


★NEXT DOOR
音くんソロ曲に続いてこれも…演出が全力で泣かせにきてて…もう泣きながら心の中で音くんを応援していました…!そもそもアニメのNEXT DOOR回が辛すぎてあまり観返したり出来ていなくて、瑛一さんがなぜ音くんにこんなことをしたのかなど、あまり深く掘り下げて考えれていませんでした。CDを買ってからも聴く度に苦しくなってやめてしまったり。

ただこのライブを観て、少しわかれたような気がしました。曲の1番であの音くんが直立しながら無表情という状態。2番以降になると苦しそうに歌う音くん。あの歌うことが大好きな音くんのこんな姿をライブで観る日がくるなんて…てらしーはどんな気持ちだったんでしょう…。そんな音くんをずっと待っている瑛一さん。心配しながらも応援するファンの声援。色んな感情の集まったラスサビは涙が溢れました。乗り越えた音くんとそれをずっと待っていてくれた瑛一さんの声が1つになるデュエット。瑛一さんが求めていた音楽とはこのことだったのか…と思えました。緑川さんもてらしーも本当にお疲れ様ですありがとう…!


★God's S.T.A.R.
やってくれるとは思っていましたSSS決戦ライブの再現!まるで自分があのアニメで観たライブに本当にいるかのような会場のセットと演出に感動しました!モニターにカルナイの文字が表示されて嶺ちゃんの声が聞こえてきたときのテンションの上がりようは半端なかったです…!

カルナイが大好きすぎて、特にGod's S.T.A.Rの絶対王者感がたまらなすぎてもうめちゃくちゃ声を出しながらライトをブンブン振っていました…。振りとかもアニメと同じようになっているおかげで「あ、カルナイって同じ次元に実在していたんだ…」と冷静になれない頭でぼーっと考えながらジワジワと感動していました。

先輩回でケンカしていた4人が全国ツアーを通して築き上げたキズナのおかげでこんなにも最強な曲を歌い上げられるようになったのだと思うと嬉しいです。きっと嶺ちゃんが1番悩んで、そして今1番嬉しいんだと思います。良かったね嶺ちゃん!


★不滅のインフェルノ
個人的にはスルメ曲だと思っています。聴けば聴くほど耳から離れなくなる曲。さっきまでトロッコ乗ってワイワイしていた可愛いHE★VENSが一気に雰囲気が変わって格好良く強いHE★VENSになる感じがたまりませんでした。どうしてもHE★VENS GATEの印象が強くなってしまうのですがインフェルノはBメロまでで個々の見せ場を作った後に全員でサビという流れなので7人の結束力のようなものをより強く感じることが出来て好きです。これが初めてのライブとは思えないほどしっかりと1つにまとまっていて凄かったです…!


★WE ARE ST☆RISH
べちゃべちゃに泣きながらひたすらST☆RISH連呼していたので記憶が曖昧ですが、本当にスタリちゃんの今までの思い出や努力、葛藤が全て閉じ込められている曲だと思います。早乙女学園で出会ったアイドルの卵の5人、既にアイドルをしていたトキヤさん、そしてセシルちゃんが集まり厳しい先輩達の指導の下で色んなお仕事に立ち向かってきたこの数年間が思い浮かびます。ラスサビ前の間奏がそんな7人にずっと寄り添ってきた春ちゃんのピアノのようにも聞こえ、この子達は8人でST☆RISHなんだとも思わせてくれます。これを生で聴ける日を本当に楽しみにしていたので幸せでした。スタリちゃん優勝おめでとう!声優さん方本当に今までもこれからもありがとうございます!


★夢を歌へと…!
この曲めちゃくちゃ好きなのでまさか歌ってくれるとは…!とびっくりしました。セリフ部分が多いのでライブでは難しいかな~と思っていたので。2日目はステージ裏がバッチリ見えていたので曲が始まる最初からトロッコに乗った皆さんを見ることが出来ました!登場した瞬間から全力でファンサしてくれるまもちゃんが印象的でした笑。どの方も皆さんステージ裏の私たちにもしっかりファンサしてくださって立ち見でも当たって良かったーーー!と思わせてくれましたありがとう!18人もいると歌も迫力が増しますね。シャイニング事務所だけでなくレイジングも含めた新しい18人の音色もまた素敵でした!


★マジLOVEレジェンドスター
まさかの2度目ましてでした。初日は諏訪部さんが最初から観れなかった方たちのために~と言って歌っていたので遅れてきた隣りのお姉さんたちはめちゃくちゃ喜んでいました。やっぱり最初に聴いていてもこれが最後だと思うと同じ曲でもまた違って聴こえました。2日目は曲の前の声優さん方の一言一言がもう涙なしには聞けなくて、その流れのまま泣きながらレジェンドスター!と叫ぶ感じでした。特に緑川さんやHE★VENSの皆さんの涙が印象的で、このライブを迎えるまでにどれほどの緊張や不安があったのかが伝わってきました。確かに別の事務所、そしてメインのアイドルのライバルというイレギュラーな立ち位置であればファンやライブの反応は当日まで読めませんよね…。本当に本当にありがとうの一言です。カルナイとスタリちゃんも色んな物を背負ってこのライブに挑んでいたのだと思わせてくれる言葉の数々でした。そんな風に声優さんが色んなことを考えてくれている、頑張ってくださっているこのうたプリというコンテンツが本当に本当に私は大好きです。大好きと感謝が溢れた曲になりました。



備忘録というには書くのに時間がかかりすぎて所々うろ覚えにはなってますが次のライブがあることを祈って今のうたプリが大好きな気持ちを書き残してみました。これからもうたプリに関わる全ての人が笑顔になりますように…!これからも私なりの方法で応援していきたいです!


今までもこれからもうたプリが大好きです!!!

「武道館」の最終回で泣いた話。

「武道館」の最終回を観終わりました。

武道館

武道館

ちなみに原作は未読でした。作者の朝井さんのこともあまり存じ上げないです、前に名古屋でたまたまサイン会をやってる所をお見かけしたくらい。

たまたま1話がやってるのを観て、それからなんとなく毎週観続けちゃったって感じです。
内容うんぬんよりJuice=Juiceのみんなが可愛くて。仕事でへとへとな私に可愛い女の子を観せてくれてありがとうフジテレビ!っていう笑。

そんな感じで最終回もなんとなく観てただけなんです。


それなのに事務所で夏目さんが語り出したあたりから涙が出てきてしまって。愛子ちゃんと碧ちゃんが武道館横のレストランみたいな所で話し出した時とか最後の愛子ちゃんの動画が出てきた時とかはもうボロボロに泣いてしまって。

私が好きなのは2次元アイドルと若手俳優なので3次元アイドルのファンの方とはもちろん色々な部分で違ってきます。それでもこの最終回は、2次元ドルオタの心にも訴えかける何かがありました…。


《 アイドルもファンも変化していく》

NEXT YOUに2期生を入れるか否かという場面での夏目さんの言葉です。


「変化するんだよ、人間は変わるんだ。

この子達の場合、本当に短い時間の中で急激に環境が変化する。普通の人が何年もかけて感じるような事を、ほんの数ヶ月で感じ取ってしまうんじゃないかな。

アイドルとして大きな期待や重圧を背負っているうちに、人間としての変化が訪れる。だから、グループが変化するのも当然だ。」


アイドル業界は常に変化しているイメージです。その流れを受け入れるファンもいれば受け入れられないファンもいる。アイドルに限らず好きなバンドなどでも「あの頃が1番良かった…」という経験、きっと誰でもあるはずです。

でも確かに夏目さんの言う通りなんですよね。彼女たちはアイドルである前に思春期真っ盛りの女の子なんです。普通に学校に通っているだけでも外見や内面が大きく変化してしまうこの時期に、アイドルとして沢山の仕事をこなしながら外からの刺激を受け続けていれば、デビュー当時と同じままでなんていれるわけがないんです。


さらに夏目さんは最後にこう言っています。

「いつか…ファンの方も変化するかもしれませんね。」

夏目さんはおそらく「アイドル=恋愛禁止」という現在の認識が変わる時が来るとすれば、それはアイドルファンの考え方自体が変化する時だと思っているのかもしれません。

ファンだってアイドルと同じように人間です。変化していってしまう生き物です。好きなアイドルをずっと長い間一途に応援している人もいれば、途中で他のアイドルファンに変わってしまう人、アイドルファンを辞めてしまう人、いろんな人がいます。そういった意味では、こちら側だけが変化していくアイドルに「昔はもっと…」と不満をもらすのは間違っているのかもしれませんね。私達だって変化しているのであれば、アイドルではなく、私達の見方が変わってしまったという可能性も有り得るわけですし。

アイドルもファンも変化していってしまう生き物。ずっと変わらず永遠に、なんていうことはアイドルにもファンにも、有り得ないことなのかもしれません。


《 碧が考える「正しい選択」》

「正しい選択ってこの世にあるのかな?」
武道館か恋か、愛子ちゃんと碧ちゃんは選択を迫られます。そんな時、碧ちゃんは愛子ちゃんにこう言いました。


「多分、正しかった選択しかないんだよ。何かを選んで、選び続けて、それを1個ずつ、正しかったものにしていくしかないんだよ。

だから私は、武道館には行けない。彼を選んだことを正しかった選択にしてみせる。」

碧ちゃんが格好良すぎて、でもどこか儚げですごく印象的なシーンでした。今までずっと「正しい選択」をしなければならない、間違った選択をしてはいけないと考え優等生であった碧ちゃんが、初めて自分自身の考えで動いたんですね。最後にヘアクリップを置いて去っていく所がまたなんとも…。

そして愛子ちゃんにとってもこの碧ちゃんの言葉は大きなキッカケになったに違いありません。武道館と大地くん、どちらを選ぶべきか迷い続けていた愛子ちゃん。しかもこの直前に大地くんは身を引くような発言をしていましたしね。愛子ちゃんは碧ちゃんの発言からどんなことを感じ取ったんでしょうか。

この言葉はアイドルに限らず本当に良い言葉だと思いました。誰だって生きていれば選択を迫られる時があると思うんです。その後その選択に満足する人と後悔する人、色んな人がいます。でも正しい選択を選ぶのではなく、自分の選択を正しかったと思えるように努力する。どの選択肢だって間違いではない、そう思えるようになれれば人生の苦しさって少し減らせるかもしれません。朝井さんすごい。


《 アイドルはいつまでアイドルなのか》

愛子ちゃんがアイドル卒業をファンに報告する動画には胸がギュッとなりました。


「小さい頃から歌って踊ることか大好きで、アイドルになりました。沢山の人の前で歌ったり踊ったりすることが出来たのは本っ当に楽しかった。

けど、だんだんしてはいけないことが増えてきて、誰かの頭の中の自分を生きているような…そんな気がしてきたんです。

それは…私のなりたい私じゃなかった

そんな風に悩んでた時、私のことを素直に好きって言ってくれる、その人の気持ちにだけに応えたいって思っちゃったんです。

ごめんなさい…

武道館は…私の夢でした。でも…そのステージに立つ前に…私は、アイドルではなくなってしまったみたいです。」


なんかわかんないですけどすごい泣けてしまって。この子好きな人と付き合いたいだけなのになんでこんな泣かないといけないんだろう、アイドルが恋愛することってそんなに悪いことなのかな?と改めて考えてしまいました。

確かに愛子ちゃんのしたことは他の人から見たら軽率ですし、この謝罪動画を観ても言い訳がましいと思う人もいるかもしれません。

ただ、愛子ちゃんの「夢」は「小さい頃の夢」のままだったのかなと

小さい頃って自分が好きな物、好きなことを仕事にしたいって思いますよね、ケーキ屋さんとかスポーツ選手とか。ただ大人になってくると、その夢で「どれだけ周りに影響を与えられるのか」を考えなければならないと昔読んだ「夢を叶えるゾウ」に書いてあった気がします。(うろ覚え)


夢をかなえるゾウ 文庫版

夢をかなえるゾウ 文庫版


愛子ちゃんは歌って踊ることが大好きで、だからアイドルになりました。ただNEXT YOUが人気を集めるようになるにつれ、愛子ちゃんは自分の夢が周りにどんな影響を与えるのか、自分の行動1つ1つが周りにどんな影響を与えるのかを考え始めなければいけなかったのかもしれません。

でもきっと、愛子ちゃんはそれが苦しかったんだと思います。もし愛子ちゃんが大地くんではなく武道館を目指すことを選び、このままアイドルを続けていれば、周りの頭の中の愛子ちゃんを演じ続けなければなりません。

るりかちゃんやはなさまのように、それを夢のためだと思える子もいます。彼女達は「小さい頃の夢」を「大人になってからの夢」に上手く落とし込めた子たちだと思います。でも愛子ちゃんにはそれが出来なかった。ただそれだけだと思います。


最後のセリフが特に印象的です。

「ステージに立つ前に私はアイドルではなくなってしまった」
アイドルがアイドルでなくなってしまうのは一体いつからなんでしょうか?そう思わざるを得ないセリフです。

もしかしたら愛子ちゃんのように小さい頃からアイドルになるのが夢で、しかしアイドルになれた後、年齢を重ねる毎に見えない所で心の葛藤をしているアイドルの子って結構いるのかもしれません。恋愛だってしたいと思うんです。変装せずに買い物や旅行だってしたいだろうし、勝手に自分のイメージを決めつける人に怒りたいとも思うんです。


武道館のラストの未来では、「アイドル=恋愛禁止」という認識はどうやらなくなっているようです。アイドルだって恋愛する、それをファンだって容認してくれている。もし1期生ではなく13期生として愛子ちゃんがNEXT YOUに入っていれば、また違った人生になっていたかもしれません。でも人間は変化するものですから20期生とかの時代になったらまた恋愛禁止になっているかもしれませんし。


この作品は「なんでアイドルは恋愛しちゃいけないの?そもそもアイドルって何なの?」という基本的な所をよく考えさせてくれました。朝井さんってアイドルオタなんですかね?アイドル詳しくないと書けないよなぁと思う所がチラホラあったので…。原作が読みたくなってきました。

速水ヒロには幸せになって欲しい

ヒロ様には幸せになって欲しい…
ヒロ様には泣かずに笑っていて欲しい…


RLを完走し、キンプリ7回目を終えた今浮かぶ感情は本当にこれに尽きる…ヒロ様には誰よりも幸せになってほしい…

まだ何も知らない頃スーパーヤンデレサイコホモwwwとか笑って本当にすいませんでした…今はもう笑えない泣くしかない…

とりあえず自分の頭の中を整理するためにもヒロ様
を愛さずにはおれない理由をまとめてみた(ネタバレ大いに含みますのでご注意を)


【自己評価の低さ】
初めてキンプリを観たとき、ヒロ様はプロ意識が高くて自分に自信のある子なんだろうな〜きっとコウジとのことは若気の至りだったんだろうな〜と思っていた。しかしRLを走ると彼のあまりの自己評価の低さに驚いた。自分には何の価値もなく、むしろ自分のせいで周りの評価を下げてしまうことを恐れていた。こんなに人気者なのに。こんなにイケメンなのに。

そこにはやはりヒロ様の幼少期の境遇が大きく影響しているわけで。莫大な借金のためにボロボロの家でボロボロの服を着てパンの耳を食べる生活、さらに大好きな母親には彼氏が来る度に家から追い出されてしまう。こんな境遇のヒロ様の才能を見出しエーデルローズに導いててくれたのが当時の法月主宰なわけだが、この時からすでにヒロ様の自己評価の低さは根付いてしまっている気がする。

・自分の育った環境への引け目(エーデルローズには本来ふさわしくない身分であること)
・母親への引け目(自分は邪魔な存在になってしまっているのではという不安)

こういったヒロ様の自己評価の低さが後々のヒロ様の言動に繋がっていると感じた。


【無自覚な自己犠牲】
先に書いたようにヒロ様の自己評価はびっくりするほど低い。低すぎる。そしてそのために自己評価が低い=自分を大切に出来ない=自分よりも他人のことを優先する=自己犠牲を払ってしまう、という流れが作中では起きてしまっていた。

しかも自覚のある自己犠牲であればまだ自分で加減をかけることが出来るが、ヒロ様は自己犠牲はおそらく無自覚である。自分がどこまで犠牲を払えるのか、どの線を超えてしまうと逆に自分の限界が来るのか、自覚がある人にはそのブレーキがある。しかしヒロ様は無自覚のためそれが出来ていない。

おそらく幼少期の境遇から、ヒロ様の「察する」力は周りの同世代の子の誰よりも高い。その場の状況と自分の立ち位置を素早く察し、今何をすべきか、そのためには自分はどのように動けば1番良いのかを判断することに長けている。

しかしその効率を求める余り、ヒロ様は自分の損得を考えずに行動してしまうし、時として行動の真意を理解出来ていない相手を深く傷付けてしまう。特にコウジとの関係の悪化の原因の1つはここにあると考えられる。


この【自己評価の低さ】【無自覚な自己犠牲】を前提に置きながら以下ではヒロ様とべる様、なるちゃん、コウジとの関係についてさらに詳しく考えていきたい。

【ヒロ様とべる様】
RLでのヒロ様とべる様の関係の変化は大きく分けると3つに分けることが出来る。

⑴べる様バイオリン留学事件まで
序盤では年上のヒロ様が苦しみながら孤高の存在になりつつあるべる様をそっと見守り支えるといったシーンがよく見受けられた。そして何度も出てくる「僕たちは本当によく似ている」という言葉が印象的である。

ヒロ様にとってべる様はおそらく初めて出会えた「同士」なのである。トップに立つべき存在であり、そしてそのために孤独や重圧に耐える強さが求められる存在。道端に咲く小花ではなく、孤高に咲く大輪の花になる存在。そんなべる様へのヒロ様の思いはとても複雑に思えた。

「自分が経験してきた孤独や重圧から彼女を少しでも支えてあげたい」
「自分も経験してきた孤独や重圧を乗り越えなければ彼女はトップに立てない、だから手を差し伸べてはならない」
「自分のこの苦しい辛い気持ちを共感してくれる人が欲しい、しかし孤高な存在こそがトップにふさわしいのであれば共感など求めてはいけない」


ヒロ様はべる様に必要以上の言葉はかけないし、決して気付かれないように練習を見守っている。そしてライブの際には薔薇の花束を渡し、颯爽と帰っていく。

そんなヒロ様が変わったのがべる様バイオリン留学事件である。プリズムライブが出来なかったべる様を見て泣くヒロ様を見て私も泣いた。めちゃくちゃ泣いた。

あの涙以降ヒロ様は変わった。見守るだけではなく、手を差しのべるようになった。車を出してわかなとおとはを空港まで連れて行ってくれた。そしてベルローズ結成の手助けをしてくれた。

しかしこれは同時に「僕たちは本当によく似ている」からの別れでもあった。孤独でなくなったべる様はヒロ様とはもう同士ではない。ベルローズの結成によってヒロ様はまた孤高の存在へとなってしまったのである。

⑵カヅキ先輩の「FREEDOM」
ベルローズ結成によって再び孤高の存在へとなったヒロ様に更なる追い打ちをかけたのがカヅキ先輩との2度目のプリズムショー対決である。カヅキ先輩の「FREEDOM」を聴いたヒロ様の衝撃はすさまじかった。彼のPRIDEが真っ二つになってしまった理由はおそらく2つある。1つはコウジの歌詞であり、もう1つはコウジの歌を上手く表現出来ている自分以外の人物(=カヅキ先輩)に出会ってしまったことである。

これによりヒロ様のPRIDEは文字通り真っ二つになり、ヒロ様は本当に孤独になってしまった。そしてここからはヒロ様→べる様ではなく、今度はべる様→ヒロ様といったシーンがよく見受けられるようになる。

ヒロ様のおかげで仲間に出会えたべる様はどこか辛そうなヒロ様を心配するようになる。この頃のヒロは

・孤高の存在でなければトップに立てないという考えは間違いだったのかもしれない(べる様という例外)
・コウジの曲を1番上手く表現出来るのは自分だけではなかったのかもしれない(カヅキとの出会い)
・法月仁による恋愛禁止の念押し(べる様への想いを表に出してはいけない)
・エーデルローズ(法月仁)のやり方への疑問

本当に様々なことを独りで抱えていた。しかし無意識で自己犠牲を払うヒロ様は決して誰にも助けてとは言わない。自分さえ我慢すればみんなには何も影響がないのだから。

しかしそんなヒロ様が一度だけ助けてのサインを出した時があった。それがあの歩道橋でのべる様とのシーンである。いつも年上の余裕でべる様をそっと見守ってきたヒロ様が、恐らく1番弱っている所を見られたくなかったべる様に1番弱っている所を見せてしまう。

確かにヒロ様にとってべる様は同じ境遇でトップを目指す同士ではなくなったかもしれない。しかしこのシーンを見て、やはりヒロ様にとってべる様は特別な存在なのだと感じだ。

⑶7連続ジャンプを成功させたべる様
ヒロ様は最終回でなるちゃんに「失恋したんだ」と
言っている。待て待て、いつの間にだよ!ヒロ様まだ何も言ってないじゃん!と勝手に画面の向こうで号泣してしまったが、ヒロ様のいう失恋にあたるシーンを考えるとすると間違いなくこのOver the rainbow sessionにおけるべる様の7連続ジャンプ成功が思い浮かぶ。

ヒロ様は序盤に「大輪の花の隣りに並ぶためには道端に咲くような小花ではいけない(うろ覚え)」のようなことを言っていた。これは序盤に聞いたときはべる様に頑張ってここまで登ってこい!という意味にとれたが、終盤に聞くと本当はヒロ様自身のことを言っていたのだとわかる。

先に述べたようにヒロ様の自己評価は低い。ヒロ様はずっと自分とべる様で全く釣り合わないと感じていたのだ。由緒正しきお嬢様のべる様と、貧乏で親とも疎遠、エーデルローズが無ければここに居るはずのない自分。そんな自分がべる様の隣りにいることを許されるためにはべる様以上に孤高に咲く大輪の花になることであり、そしてべる様がこのエーデルローズで壊れてしまわないようにそっと見守り支えるということであった。

しかし7連続ジャンプ成功=真に孤高な女王に君臨することは、ヒロ様にとってべる様が手の届かない存在になるということである。それをヒロ様は「失恋」と表現している。

では誰がその失恋にも繋がるジャンプを後押ししたのか。その決め手もやはり、ヒロ様自身なのである。ヒロ様はべる様が自分の手の届かない所へ行ってしまうとわかっていながらべる様の背中を押した。自分の恋心よりもべる様の想いを優先した

ヒロ様は45話でべる様にこんな言葉をかけている


「男の子は人生で一度くらい、牢屋に閉じ込められたプリンセスを助ける王子様になってみたいと思ってるんだ」

ヒロ様はべる様の王子様になりたかったのだ。
どんだけ格好良いんだヒロ様。どんだけ泣かせる気だヒロ様。でも私は王子様にも幸せになって欲しい。失恋と決めつけるにはまだ早いと思うよヒロ様…!


【ヒロ様となるちゃん】
ヒロ様となるちゃんの関係の面白い所はヒロ様が「普通の男の子」になってしまう所である。ヒロ様と言えば今を時めく大人気アイドルであり、女の子は誰だって彼を特別視してしまう。

しかしなるちゃんは初めからヒロ様を特別視はしていなかった(むしろコウジに夢中で完全にスルーしていた笑)。そんなのヒロ様にとってなるちゃんは興味深い女の子に違いない。

しかしそれだけではない。なるちゃんにはいつだってヒロ様が進んで人に見せようとはしていない部分が見えてしまっている

「ヒロさんっていつも変なことばっかり言ってますけど、本当はと〜ても優しい人ですね!」
「実はヒロさん、心優しいふつうの男子です!」

なるちゃんにこう言われた後、心なしか毎回赤面してしまっているヒロ様笑。おそらくなるちゃんの前ではヒロ様は王子様にはなれない。だって色々見透かされて格好がつかないから笑。でもそれで良いのかもしれない。自己犠牲と自己評価の低いヒロ様が色んな物を背負わず、普通の男の子になれる存在が1人でもいてくれるというのはヒロ様にとって嬉しいことだと思う。

オバレ1周年記念ドラマCDによれば、どうやら世間ではヒロ様とべる様、ヒロ様となるちゃん両方の熱愛報道があがっているらしい。私はどちらとくっついても嬉しいし、ヒロ様が幸せになれるならどちらの恋路も是非是非応援していきたい。とりあえず幸せになってくれヒロ様…!


【ヒロ様とコウジ】
正直この2人の関係を文章にまとめる勇気がない。というかまとめられない…。ので書ける範囲で書いてみたい…とりあえず仲直り出来てよかったねぇ…;;;;!!!

先にも述べたようにヒロ様の察する力は周りよりも飛び抜けていて、そしてそのために最も効率的な方法を選ぶヒロ様の行動は誤解を生みやすい。

Hiro×Koji結成前後のヒロ様が優先しようとしていたことはおそらく

・エーデルローズへの恩を返すためにデビューをすること
・コウジの素晴らしさを沢山の人に知ってもらうこと

であった。特にデビューを果たすことは、自分をここまで育て、母親の仕事の世話まで見てくれたエーデルローズのためにも最優先事項であったはずだ(恩返しというより義務感に近いようなもの)。だからヒロ様がデビューを断るという選択肢は選べない

しかしコウジへの想いもきっとそれと同じくらい大きかったはずだ。ヒロ様にとって恐らくコウジは生まれて初めての友達。初めて出来た友達が実はとんでもなく天才で、なのにその凄さを自分以外はまだ気付いてない。そんなコウジの凄さを世間に伝える最も良い方法、それはコウジの凄さを1番良く分かっている自分と2人でデビューするということであった。

しかしこの2つを同時に叶えることは法月仁によって阻止されてしまう。だがヒロ様にとってどちらも譲ることは出来なかった。恐らく法月仁はそれを見据えた上で作詞作曲を速水ヒロにするという選択肢を与えたのかもしれない。デビューとコウジの才能を世に伝える、そのためにヒロ様が出来ることは、作詞作曲を速水ヒロにすることしかなかった。

これ以降コウジとの仲は悪化し、デビューも延期しコウジの曲も歌えなくなってしまう。しかしヒロ様はコウジの曲にずっとずっと執着し続けた。それは何故だろうか。理由は恐らく2つ考えられる。

まず1つは、コウジの凄さを自分が世の中に広めたいと思い続けているからである。恐らくヒロ様は作詞作曲が自分ということを全く気にしていない。何れはバレてしまう嘘である。ヒロ様にとってそれによる賞賛も後に訪れるであろう批判も大したことではないのである。なぜならヒロ様にとって大切なのは自分の評価ではなく、コウジの曲を世に広めることであるからである

もう1つは、「Pride」がコウジからヒロ様に贈られた唯一の曲だからである。作中で「曲」は作曲家にとって「命そのもの」であり「歌う相手へのラブレター」のようなものだと述べられている。孤独の中で高みを目指すヒロ様にはコウジの曲ほど欲しい物は無かったのかもしれない。

Winter white sessionでなるちゃんがプリズムライブを出来なくなってしまった時ヒロ様は、「相手が辛い時ただそばに居てやるだけで十分だ、俺にはそれすらも出来ないから…(うろ覚え)」という場面があった。ヒロ様はもうコウジの隣りに自分が並ぶのはふさわしくないと感じてしまっている。そんなヒロ様だからこそ、コウジ自身と隣合うことはもう叶わないけれども、あの頃の親友であった頃の贈り物である「Pride」だけは何が何でも手に入れたかったのかもしれない。


結果としてヒロ様はコウジから新曲は貰えなかったもののカヅキ先輩が歌う「FREEDOM」からメッセージを貰うことが出来た。そしてコウジとカヅキ先輩と和解し、Over the Rainbowを結成することが出来た。最終回はもう吐くほど泣かされた。今まで自分を二の次にしてきたヒロ様がやっとやっと幸せを掴むことが出来るようになるのだと…!


そう思った矢先のまさかのキンプリラストである。

エンドロールので「Pride」が2度流れた時、本当に嫌な予感しかしなかった。そしてあの最後の予告である。どうしてルヰくんが「Pride」を歌っているのか。よりにもよって「Pride」を。ヒロ様がやっとの思いでコウジから手に入れて、その後も本当に色んなことがあった後にやっとやっと胸を張って歌えるようになった大切な大切なヒロ様の大好きな「Pride」を…!!!

「Prideを1番上手く表現出来るのはボクだよ!」

違う…違うんだルヰくん…確かにルヰくんはめちゃくちゃお美しいし天使のような声をしているよ…?でも違うんだよ、「Pride」はヒロ様のものなんだよ…ヒロ様にしか歌って欲しくないんだよ…!

ただでさえ自己評価も低いし自己犠牲を払ってしまう子なのにそんな子の前でとんでもないことをしてしまったなルヰくん…

この後キンプリがどんな展開を迎えるのかは誰にもまだ分からない…ただ私はヒロ様には他の誰よりも幸せになって欲しい…ヒロ様には笑っていて欲しい…ヒロ様に自信を持ってもらいたい自己犠牲で物事を丸く収めようとしないでほしい…もう我慢しないで欲しい…ヒロ様がプリズムキングカップで万遍の笑みで「Pride」を披露する所を観たい…どうかどうかヒロ様が幸せになれますように…もう何が言いたいのか分からなくなってきたのでとりあえず8回目のキンプリキメてきます…

20160117 プリライ5th備忘録②

※基本的に春歌ちゃん中心に色々と書いてありますのでご了承下さい。ネタバレ有り。

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こっちではセトリ順にそれぞれの曲の感想を書いていけたらな〜と思います。


★The dice are cast
お友達の1曲目予想が見事的中しました笑。
カジノ画面が出て来た瞬間、そうきたか…!となりましたね、マジレボ1話の始まり方を思い出しました。
Lv500でステージが遠いせいもあって、金パの森久保兄さんがしばらく誰かわからず!?!?となっていましたごめんなさい笑。
もう初っ端からカッコ良すぎました…!

★マジLOVEレボリューションズ
みんなでやるかけ声が本当に楽しかった…!
3期のEDを毎週観ながらこれを本当のライブ会場でやりたい…!と思っていたのでもうキンブレ振りながら全力で叫んでしまいました。

そしてここでやっと軍服仕様の衣装の色が
スタリちゃん→黒 カルナイ→白
でSAS2と逆ということに気がついてうおおお…!て
なりました。黒軍服スタリちゃんの破壊力…!

★月明かりのDEAREST
イントロですでに涙がぶわあああと溢れてしまいました…。ライブで聴きたいけど多分歌われることはないんだろうなぁ…と思っていた曲の1つです。

林檎ちゃんが女装していない自分と向き合い、春歌ちゃんに「シャイニーにかけられた魔法」について打ち明け、そしてありのままの自分をさらけ出すことが出来た曲ですね。お姫様の格好をした林檎ちゃんが出てくる可愛い曲なのに、歌詞の中には自分が見つけたお姫様(春歌ちゃん)のために王子様なった林檎ちゃんの気持ち(一人称が俺)が溢れていて…そのギャップがたまらないです…!

ゲームのラストで春歌ちゃんが林檎先生は「アイドルで王子様でお姫様」的なことを言ってたと思うんですけど、本当に林檎√は他のプリンスさまの√とは一味違った特別感があるので大好きです!シンデレラ組の背中を合わせて歌う感じもたまりませんでした…!

★RISE AGAIN
ライブで聴きたいけど多分歌われることはないんだろうなぁ…と思っていたもう1つの曲です!まいらす組が見えた瞬間、心の中で「龍也さんーーー!!!」と泣きながら叫んでました笑。

龍也√はいつもみんなが頼りにしている龍也さんの違った一面が見られる√なので林檎√と同じくらい好きです。何よりも春歌ちゃんとの年の差、そしてラストのスチルの破壊力でしたね笑。まいらす組が歌っているステージを観ながら、もしゲームみたいにバックに龍也さんがいたら…と思うとまた違った楽しみ方が出来ました。でも関係者席に2人でいる龍春ちゃんを想像するのも楽しいですね…!

あと全然関係ないんですがゲームのRISE AGAINのサビラストのリズムが本っっ当に苦手で、そこだけやり込み過ぎたせいかキンブレもそのリズムで振ってしまいました…笑。

★Innocent wind
ただただ翔太くんが美しくてモニターに釘付けになってしまいました…。前回よりもパフォーマンスが堂々としていたせいもあって、藍ちゃんの映画のラストってこんな感じなのかな?と藍ちゃんと翔太くんを重ねながら観ることが出来ました。(モニターに夢中でラストの見せ場を見逃したことをDVD発売までずっと悔やみます…笑)

★ONLY ONE
深く考えると泣きそうになるので言葉では上手く語れないですが、最初のMCでたっつんが言っていた「マンパワー」がとっても伝わってきました。たっつん本当にありがとう…来年も楽しみにしてます!

★NEVER…
基本的には私は春歌ちゃんを想像しながらライブを観ているんですが、寿嶺二に関してはどうしても自分自身の感情が出て来てしまって…とりあえずいろんな感情が一気に溢れて来て胸が熱くて上手くキンブレも振れずにただただステージを見つめていました…。

Lv500からモニターを見るとちょうど目の高さが同じくらいになるんです。そこに観覧車をバックに歌う森久保兄さんが映されればもう泣かずにはおれなくて。

もう何十回も嶺二回は観ているんですが未だにこれが二次創作でなく公式であることが信じられません。こんなに格好良い寿嶺二を見せてくれて、こんなに寿嶺二の魅力の詰まった曲を作って下さって、スタッフさん本当に本当にありがとうございます…!寿嶺二が春歌ちゃんと一緒に愛も夢も叶えられますように…!

★Saintly Territory
ちょっと期待はしていたのですがその期待通りにシャイニングタワーからミューちゃんが華麗に舞い降りて来てくれました…!(天空席なのでスタンバってるまえぬはしっかりと見れました笑。)曲後半にはおなじみのステッキも登場してくれました。

前回までは一生懸命なまえぬを見て「頑張れ…!」と念じていたんですが、今回は普通に格好良くて(良い意味で)あれ…?となってしまいました。年々ミューちゃんに近付いていっているまえぬさん、恐らく10thくらいには完全にミューちゃんになってしまっているのではないかとドキドキしています笑。

★ポワゾンKISS
ここでそれがくるか…!と予想外な選曲に興奮してしまいました。2000%の1話で先輩達が歌っていましたが、今のカルナイが歌うとまた違った感じに聴こえましたね。あの頃は個々で活躍するアイドルが4人集められたって感じでしたが、今はそらぞれが個々の譲れない部分を持ちながらも「QUARTET NIGHT」の一員であるという意識が感じられるというか…。最強感というか、絶対にこの人達には敵わない…!と思わせられました。跪きます笑。

★エボリューション・イヴ
ポワキスでカルナイゾーンは終わりかと思って油断していたらまさかのこの曲…!スポットライトが当てられたステージでアカペラから歌い出す光景は何度も観直したアニメのSSSそのものでした…!

感動し過ぎてあまり記憶が無いんですけど、今までで1番カルナイが1つになってまとまっている感じと、これからもっと高みへと向かうという挑戦心が感じられました。カルナイはゲストも含めると2ndから?ライブ参加でしたが、今のカルナイは絶対にプリライに不可欠な存在、そしてシャイニング事務所にとって不可欠なユニットになったのだと感じました。カルナイ大好きです!

ポラリス
本当に情けないのですが正直シアシャイは今回こないと思ってポラリスだけまだ観れていない状態でした…観ておけば倍楽しめたでしょうに…徹夜してでも観ておけば良かったです…;;!

ただ内容を知らないからこそ色々予測しながら観ることが出来たのでそれはそれで楽しかったです!終始ステージではなくクレーンに乗って高い所でそれぞれ歌われていたので宇宙空間というか無重力の中に3人がいるみたいでした。(どのクレーンもあいにくこっちまでは届かない場所でしたが笑)

★Pirates of the Frontier
どっちも好きな方なら分かると思うんですが某ラケットミュージカルのライブを彷彿とさせる登場でした笑(こっちの船は沈みませんが)。3人とも格好良いんですがイッキ船長は可愛さも半端なかったです…てらしーが本当に音也に見えてしまう…。あとサビの3人での掛け合い?が生で聴けたのが嬉しかったです。中盤での剣でのバトルはまるでテーマパークのショーでも観に来たのかと思わせてくれるくらいドキドキで楽しかったです。

あとラストの歌詞が凄く好きで、前世で海賊だった3人が生まれ変わって、今度は同じ事務所のアイドルとしてまた集まったのかなあと想像することが出来るのがとても楽しいです。

★BLOODY SHADOWS
ブラシャを観たときに1番感情移入してしまったのがウォーレンだったので正面に諏訪部さんが来てくださってもう大興奮でした…!モニターに夜の風景が映されていて、それをバックに3人が上下にフライングしている姿は本当にバンパイアみたいでした。あと翔太くんの赤カラコンが美しすぎて…端正な顔立ちの方がカラコンするとこんなに破壊力があるのかと衝撃でした…。次回こそは鈴村さんのフライングからの回転を期待してます笑。

★エヴリィBuddy!
隣りの席が翔ちゃんクラスタの女子高生ちゃんだったのですが(開演前にお話してました)、赤い車が見えた瞬間ふたりでひゃああああと叫んでしまいました笑。

翔さんは私がずっと寿嶺二と共演してほしいなあと思っていた人の1人だったので共演(しかも2人だけ)する姿を観ることが出来て本当に嬉しかったです。スーツをスマートに着こなす森久保兄さんと、翔さんと同じように前髪をアップにしてスーツをラフに着こなす下野さんが本当に格好良くて、逮捕して♡のうちわを作って振りたかったです笑。あとダンサーさん達も警官の制服に赤い棒というコミカルな演出だったのでダンスも観ていて凄く楽しかったです。

★シャイン
トロッコでゆっくり会場をまわるマモのキラキラ度が半端なかったです。特にラスサビ前のtouch meからの腹チラは会場の悲鳴が凄かったです笑。格好良くて可愛くて時折色気もかもしだす宮野真守、おそるべし…!

★The New World
ここからのスタリちゃんの曲はまだゲームになっていないので歌詞や曲調から一体どんなストーリーになるんだろう…!と想像しながら聴いていました。

この曲は本当になっちゃんの真骨頂だなぁ…と初めて聴いた時から感じています。ASASの那月√では、自分の感性や当たり前のように行っていた行動が他の人からすると変わっているということ、自分が人とちょっとズレているということを自覚したなっちゃん。それまではそのズレにすら気付けなかったと話すなっちゃんにはうるっときてしまいました。

ただこの曲を聴く限りでは、なっちゃんは自分と他の人との違いを自覚し、自覚した上で自分の「個性」を確立させ、それをアピール出来る曲を春歌ちゃんと作っていこうとしたのかなぁと感じました。まさに「新世界」ですね。

出だしのヴィオラの生演奏は本当に綺麗でした。楽器にはそれほど縁がないので生で聴くとこんなに迫力があるんだ…!と驚きました。きーやんは相変わらず歌が上手すぎるし激しいパフォーマンスでなくてもとても大きく見えました。4thのポンポンダンスも可愛かったけど笑。

★木漏れ日ダイヤモンド
ギターを持ったてらしーが見えた瞬間にあ…無理、やめて無理、無理泣く…;;ってなりました。そして前奏の指鳴らすあたりでもう泣き出して曲中ずっと泣いてました笑。

この曲を音くんが天気の良い公園のベンチとかでギターを弾きながら口ずさんでいて欲しいなぁ…そしてそれを偶然通りがかった春歌ちゃんが聴いてくれていたらなぁ…と妄想していたので、今回のてらしーのギター生演奏、そして客席を意識したパフォーマンスを一切しないという演出は私にとってはまさに理想過ぎてこれは夢かと思いました…。

この曲を聴くと本当に音くんは変わったなぁ…と感じます。久々のラブソングなわけですが初期の音くんのラブソングって「恋ってこんなに素敵なんだよ!」「僕の好きな子ってこんなに素敵なんだよ!」という歌詞が多くて音くん自身のことってそんなに書かれていなかったです。その後Over the rainbowやSMILE MAGICなど、音くんが自分自身と向き合った曲がありました。そんな困難を乗り越えた後の久々のラブソングだったわけで、この曲は前のような「聴いて!」というよりは「どこかで聴いてくれていたらいいなぁ」という印象を受けます。そして「恋をして自分自身がどう変われたか」という歌詞になっています。それだけでファンとしてはすごく嬉しいです。

あと、初期の音くんは自分自身が向日葵みたいなキラキラな太陽になろうと頑張っていました。ただこの曲では、1サビでは「眩しくも多すぎない光で君を包みたい」、2サビでは「輝きをふっと守れるように隣にいたい」とあって、1サビは音くんが太陽で2サビは春歌ちゃんが太陽なのかなぁと(あくまで想像です)。ずっと周りを照らすことに一生懸命だった音くんが、音くんを照らしてくれる太陽に出会うことが出来たから、だからキラキラな太陽じゃなくて、眩しくも多すぎない光=木漏れ日なのかなぁと思いました。この曲好きすぎるので書き出したら止まらないのでここで止めておきます笑。

てらしーありがとう。ギター練習大変だったろうけど本当にありがとう。いつも音くんのことを大切に考えてくれていてありがとう。あなたのキャラとの付き合い方が大好きです!

★EMOTIONAL LIFE
音くんとなっちゃんはAクラスでおなじみですけどてらしーときーやんの組み合わせは観ていてとても新鮮でした!座席的に2人のパフォーマンスは横向きでほぼ観れなかったんですけど、きーやんが踊っていたのでおおお!となりました笑。石動監督が観に来てくれていたら嬉しいですね。SSSも観に来てくれてたから多分関係者席にいたんじゃないかな…!

★Mellow×2 chu
初めて聴いたときの衝撃は忘れません笑。レンちゃんの魅力が詰め込まれている曲ですね。格好良さと可愛さと色気と茶目っ気という本来対局にある物たちを兼ね備えることが出来るのはレンちゃんくらいじゃないですかね。それを可能にしているのが諏訪部さんの力量というか、本当に自分の演じるキャラを大切にされているなぁと感じます。今回も常にレンちゃんを意識してパフォーマンスしている様子が伺えました。あとCDには無かったアドリブが2つあって、そこでの会場の悲鳴は凄かったですね…私も叫んでしまいました。

もちろんこの曲は春歌ちゃんへの、そしてファンへのラブソングだと思うんですが、あのアドリブ2つだけはファンに向けてではなく関係者席にいる春歌ちゃんに向けたものだったら凄くときめきます。私は今までのレン√で1番お気に入りなのが最初のrepeatなんですが、この曲を作る√はきっとrepeat以上にツボに入りそうな気がするので今から期待しています…!

★すべてを歌にっ!
初めて聴いたときにこれライブでやったら絶対楽しい!と思いましたが、本当に盛り上がるしみんなが笑顔になる曲ですね。声を出すのもキンブレ振るのも楽しすぎました。隣りの翔ちゃんクラスタの女子高生ちゃんもとっても幸せそうでした。曲はもちろんですが下野さんが毎回全身を使って楽しそうにパフォーマンスしているので、本当にここに翔さんがいるような気がしてきてしまいます。ワイヤーに吊るされながらあんなに人って回れるんだ…!と感動しました。

個人的にはDebutをしてからアイドルとして絶対に成功して幸せに成ってほしいと1番願っているのが翔さんです(もちろんみんなですが)。他のアイドルに比べて普通すぎることを気にしていた翔さんですが、だからこそファンにより近い距離感でいられる等身大のアイドルになれたわけで。ファンのおかげで翔さんは頑張れるし、翔さんが頑張るからファンも頑張ろうと思える、そんな素敵なファンとの関係を築けているのは翔さんの人徳あってこそだと思います。歌っている方も聴いている方もみんなが笑顔になれてみんなが勇気付けてもらえる、本当に翔さんだからこそ歌える曲ですね、私も元気をもらえましたありがとう…!

★GREEN AMBITION
今までのセシルちゃんの歌で1,2番に好きな曲です。歌詞が今までとは違って、今までの自分も大切にしながらも愛する人のために自分を変えていこうとしているのが印象的ですね。鳥海さんの周りを光るライトの輪(MCで名称を言ってましたが忘れました…)が生き物のように変幻自在に形を変えて動いていてとても綺麗で幻想的でした。4thの布の演出もダンサーさんが大活躍で素敵でしたし、セシルちゃんの曲が作り出す雰囲気は他にはなかなかないので好きですね。次はゾウに乗った鳥海さんが観れることを期待しています笑。

★Code:T.V.U
会場のペンライトを見回して最初に思ったのが「3本入りの蛍光ペンだ…」でした笑。センターステージの動く円が3人に合わせて3通りに動いているのが格好良かったです。個々が強すぎてすんなり調和は出来ないけど、そのそれぞれの個性を活かしながら1つになっていこうというアニメの内容にも円の演出はぴったりだったなぁと。この曲はレンちゃんの下ハモがえげつないなぁと思っているので(特にサビ)諏訪部さん凄い…の一言でした…!

★SECRET LOVER
トキヤさんは曲を出す度にどんどん系統が変わっていきますね。independenceでもとても驚いたんですが今回はもうすごいグイグイくるラブソングで。この曲を作る√がすごく楽しみな反面、春歌ちゃんの心臓がぶっ壊れないか心配です(やる方も心配ですが笑)。

宮野さんのパフォーマンスはさすが…としか言い様がないのですが、椅子1つステッキ1つであそこまで華麗な魅せ方が出来る声優さんってなかなかいないと思います。だからこそトキヤさんの無敵感が出せるんだと思うんですが。こんな格好良いのにあの画伯だからギャップに萌えるしかないですね笑。

★静炎ブレイブハート
まず何より、まぁ様にライブでファンと一緒に盛り上がれる曲を作ってくれてありがとう春歌ちゃん…!ですね。まぁ様の曲はバラードが多いのでまぁ様がしっとりと歌ってそれをうっとり眺めるファンという図が多かったのですが、今回はステージではなくトロッコでしたしかけ声もありましたしとても新鮮でした…!昨年のサテライトの会場でメドレーが流れていたときも、この曲が流れると会場のファンの方たちが「Blaze!」と小声でかけ声をしていて、私も早くこのかけ声思いっきりやりたい!と思っていたので嬉しかっです。

これ曲だけは歌詞を呼んでもストーリーが予想出来ないので逆にわくわくですね…。sanctuaryからのこれですからギャップにとても期待です…!

★ORIGINAL REZONANCE
なっちゃんヴィオラに続きこちらの前奏のピアノも生演奏で感動しました…!そしてステージ構成がアニメで出演したネオドリーム音楽祭と全く同じに再現されていてそれにも感動しました。サビラストのORIGINAL REZONANCE…をためてモニターに2人を映すという演出はドキドキ半分面白さ半分でした(普段の2人を知らなければ100%ドキドキでしたが)笑。アニメでなかなか歌詞を書けなかった2人を観ているので凄く綺麗な歌で格好良い歌声なんですが、なんだかとっても愛しくなりました。

★サンキュ
初めてCDを買って聴いたときに車の中で号泣した曲です笑。諏訪部さんは「君の名も含めST☆RISH」をファンも含めてと仰っていてさすがだなぁと思いましたが、私の中では完全に君=春歌ちゃんなので、アニメのようにスタリちゃんが春歌ちゃんに贈った歌だと思って聴いて泣いていました。スタリちゃんの優しさがとても伝わってきます。未来地図も夢追人も凄く好きですが、これはデビューを果たして少し大人になった7人だから歌える曲だと思っています。なっちゃんが「いままでね ハッピーでした」と歌っていたのでアニメは3期でラストなんだろうなぁ…と思っていたので4期が決定してとても嬉しいです…!

★マジLOVE2000%
マジLOVEはどの曲もかけ声が本当に楽しいです。2000%はすごくアップテンポなので声を出すのもキンブレ振るのも忙しいですがもう夢中でしたね笑。スタリちゃんが楽しそうにしているのを観ているとこっちも凄く幸せな気持ちになれるので、カルナイとはまた違ったグループ感があって大好きです。

★GOLDEN☆STAR
4thで歌っていたので今回は無いかな〜?と思っていたのでタイトルコールを聞いたときは凄く嬉しかったです。11人の曲はクリスマスのも含めると2曲だけ?ですかね多分、もっと増えてくれたら嬉しいです(ソロパートが凄く少なくなりますけど笑)。カルナイとスタリちゃんではグループの雰囲気は全然違うんですけど、11人集まると自然に溶け込むので不思議ですね。なんやかんやで先輩達は後輩達を可愛がっているので無敵なカルナイが少し優しくなるからですかね?笑 今度はマスターコースごとでもなく完全にシャッフル状態とかで歌ってみて欲しいですね、楽しそうなので。

★マジLOVE1000%
この曲を聴くと凄く安心すると同時に「ああ、もう終わっちゃうんだな…」と一気にさみしくなります。でもやっぱり、みんなが1番知っていて盛り上がれる曲はこれだと思うので会場のテンションも凄く盛り上がっていました。ライブを行う度にどんどん会場の規模や開催日程などは拡大していってますが、この曲を聴くと「この曲から始まったんだなぁ…」とうたプリを好きになった頃の自分やその時代を思い起こさせてくれるのでそういった意味でも特別な曲です。初めて1期でこれを観たときはまだネタとして笑って観れていたのにまさかこんなにどハマリするとは‥笑。

毎回ですが曲が終わっても声優さん達がすぐに帰らずステージを回りながら沢山ファンサしてくれるのが凄く嬉しいです。それを観ながら、本当に沢山のうたプリスタッフさん達のおかげで私達ファンは元気や勇気や幸せを貰えているんだと実感しました。きっとファンの知らない所では大変なことや苦しいことも沢山あるんだと思います。本当に5年もの長い間、この作品を大切にして下さって、感謝してもしきれません。5thライブも本当にお疲れ様でした、そしてこれからも応援して行きますのでよろしくお願いします( ´ω` )


思っていた以上に超長文になりました…笑。
DVD発売まではこれを頼りに思い出に浸ろうと思います!

5thライブお疲れ様でした!うたプリ大好きです!!

20160117 プリライ5th備忘録①

※基本的に春歌ちゃん中心に色々と書いてありますのでご了承下さい。ネタバレ有りです。

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さあ、行ってきましたプリライ5th。
前回の4thがアリーナ最前で今回がLv500の1列目、会場が大きくなったのはもちろんですが見える景色が違いすぎて楽しかったです。天空席最前の怖さたるやもう…!

全体を通しての感想をあげるとすれば、5thは「アイドル」としての「ST☆RISHとQUARTET NIGHT」のライブでした。そして、観る側に解釈の自由を与えてくれるライブでもありました。

と言うのも私の中では3rdまでと4thからではライブの在り方が大きく変わっているなぁという印象があります。
3rdまでは「うたプリという乙女ゲー作品」のライブ、うたプリのキャラクターと声優さんとファンが年に1度集まれるお祭りという感じでした。

しかし4thからはうたプリのイベントというよりは、本当に「アイドル」のライブを観に来ているという感覚に陥る様な仕掛け作りが増えたように感じます(個人的にはそう強く感じ始めたのは3rdのレンちゃんのオレンジラプソディです)。ざっくり分けると2つあり、

⑴キャラクターやアニメシーンの再現度が上がった
⑵従来のアイドルのライブに無いもの=春歌ちゃん(作曲家)が表舞台に出てくることが無くなった

ことが大きいのかと。もともと寺島さんや諏訪部さんのようになるべくキャラに寄せていきたいという声優さんもおられましたが、年々その再現度は上がっているように感じます…本当にびっくりするくらいに笑。そしてヒロインである春歌ちゃんが表舞台に出てこなくなることによって、一気に乙女ゲー色は無くなりました。そうなるともうそこはアイドルとファンだけの空間になります。

⑴今回の5thは恐らく「レボリューション」と「エボリューション」をテーマにおいたライブ。特に会場の使い方、演出においての進化には本当に驚かされました…!

まず会場全体を使った演出は4thに引き続き本当に盛りだくさん。空からミューちゃん、フライング翔さん、消える藍ちゃん、フライングブラシャ、車で登場バディ、海賊組バトル、クレーンポラリス…色々ありすぎて思い出せない笑。

その中でも5thで多かったな〜と感じたのは、アニメシーンの再現でした。観覧車の前で森久保兄さんが歌ったり、シャイニングタワーから前野さんが降りてきたり、寒色組がアニメと同じようなセットで歌ったり、何より感動したのはカルナイのエボリューション・イヴのアカペラから始まるあのシーンを実際に観れたこと。本当にSSSを観ているかのような気持ちになれました…!

また今回はピアノやヴィオラの演奏もプロの方が目の前で演奏して下さったので、もしまぁ様や那っちゃんが演奏したらこんな感じなのかな…?と想像して楽しむことも出来ました。本当に綺麗な音色でした…!

ここまでされると時々本当に声優さんたちがキャラクターそのものに見えるときがあります。それくらいうたプリの声優さんたちはライブのために沢山準備してきて下さっているのでそれだけでもううたプリを好きになって良かったな…と思えます。

キャラクターだけでもない、声優さんだけでもない、キャラクターと声優さんが二人三脚で作り上げたアイドルの姿を観れるのがプリライの魅力の1つなのだと今回改めて感じました。


⑵先にも述べたようにおそらく4th以降プリライにはST☆RISHとQUARTET NIGHT以外のうたプリ作品のキャラクターは出てこなくなりました。

そうなると春歌ちゃんや乙女ゲーとしてのうたプリを好きな人は楽しめないライブなのか…?となってしまうのですが全然そんなことはありません、寧ろ私は今の形になってからの方が楽しめている気がします。もし今、関係者席で春歌ちゃんがこのライブを観ていたら…と考えるだけで嬉しくなったり涙が出てきそうになりました。ライブに春歌ちゃんが出ていた頃ではそこに矛盾が出てきてしまうのでこれは今のスタイルになったからこそ楽しめる方法だと思います笑。

先に書いたように今回の選曲や演出はちゃんと観る側に解釈の自由を与えてくれていました。

確かにライブには春歌ちゃんは出てこないのですが、今回はサンキュとシャインで春歌ちゃんが出ている映像が流れました。どちらもファンに向けて、とも春歌ちゃんに向けて、とも捉えることが出来る歌詞なので、真っ直ぐステージ上を観ることも出来ますし、映像のプリ春ちゃんに想いを馳せながら楽しむことも出来ました。

そして今回は春歌ちゃんだけでなく、林檎ちゃんや龍也さんのクラスタさんにも嬉しい選曲でした。林檎√の月明かりのDEAREST、そして龍也√のRISE AGAINが歌われました。もちろん先生たちはライブには出てきてません、歌っているのもゲーム同様先輩たちです。でも、この曲とその歌詞に込められた想いを知っている人からしたら先生と春歌ちゃんに想いを馳せずにはいられません。もし今2人が並んで関係者席でこの曲を聴いていたら…と思うとときめきで倒れそうになりました。

うたプリの曲1つ1つにはアイドルと春歌ちゃんとの思い出、願い、そして誰かに伝えたい想いが込められています。だからこそ、そこに春歌ちゃんが居なくても、先生たちや友ちゃんがいなくても、曲を通してその想いを受け取ることが出来るのだと思います。これって普通のアイドルのライブではなかなか出来ないことだと思うので、これもプリライの魅力の1つなのだと感じました。


長々と書いてしまいましたが、プリライ5thはプリライが持つ魅力がたっぷりつまった、そして今まで以上に大迫力のライブでした…!本当に泣いたり笑ったりの幸せな4時間でした…!


…実は最初は曲ごとの感想を書きたかったんです…笑。なので②では各曲の感想など書いていきたいと思います。